神奈川県企業庁は4日、県営水道の平塚水道営業所管内で、水道メーターを点検員が確認せず、架空の値を報告し、それに基づいて料金を請求していたと発表した。
6月下旬、水道の使用量を疑問に思った大磯町の利用者から指摘があり、点検業務を委託している「宅配」(東京都文京区)が調査したところ、点検員(49)がメーターを目視せず、直近の使用量を参考に上乗せして報告していたと認めた。メーターは地下にあることが多いが、一戸建てなどで上に自家用車が駐車されていて、確認できなかったことが理由と話しているという。現在、この点検員が担当していた約4千件について調査中で、大磯町の事例のほか、4件について不正の疑いがあるという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル